①省略記号等について
国名:日本=日 イギリス=英、フランス=仏 アイルランド(英国植民地時代を含む)=愛 ドイツ=独 イタリア=伊 オーストリア=墺 ハンガリー=洪 ノルウェー=那 スウェーデン=蘇 デンマーク=嗹 ベルギー=白 スペイン=西 トルコ=土 アメリカ=米 カナダ=加 メキシコ=墨 オーストラリア=豪 ニュージーランド=新 香港=香 シンガポール=星 ドバイ=首 アルゼンチン=亜 ブラジル=伯 チリ=智 ペルー=秘 ウルグアイ=宇 南アフリカ=南 北米=米国と加国
レース名:ステークス=S ハンデキャップ=H カップ=C ゴールドカップ=金杯 ブリーダーズカップ=BC チャンピオンシップ=CS
レース種別:芝=T ダート=D オールウェザー=AW
単位:ハロン=F ヤード=Y
1ハロン=201.168m 1ヤード=0.9144m 1マイル=8ハロン
1ポンド=0.45359237kg(130ポンドで約59kg) 1ハンド=4インチ=10.16cm
馬齢の表記:日本が2000年まで馬齢を表記するために用いていた数え年表記は漢数字で、それ以外はアラビア数字で表記。例えば「テイエムオーシャンは2000年に最優秀三歳牝馬を、2001年に最優秀3歳牝馬を受賞した」のように表記する。
②掲載している馬は以下の基準を目安に筆者の判断で決めましたが、参考資料不足や時間不足などの理由で基準を満たしていても載っていない馬も大勢います。
欧州調教馬の場合:19世紀の馬に関しては、英国三冠馬及び英国牝馬三冠馬の他、英スポーティングタイムズ誌が1886年に作成した名馬ランキングに入った馬。同ランキング作成後に活躍した馬に関しては筆者の判断です。20世紀以降の馬に関しては、英タイムフォーム社の記者2人が1999年に出版した「A Century of Champions」において高評価を獲得した馬、カルティエ賞年度代表馬。
米国調教馬の場合:米国競馬の殿堂入りを果たしている馬、エクリプス賞年度代表馬。
その他の国の場合:基本的に筆者の判断によります。
世界屈指の大競走の優勝馬。具体的には、(近年の)英ダービー・(近年の)キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS・(近年の)凱旋門賞・BCクラシック・ドバイワールドCの優勝馬。ケンタッキーダービーも世界屈指の大競走ですが、2015年末の期限に間に合わなかったため近年のケンタッキーダービー馬はかなり抜けています。
障害競走馬の場合:特に知名度及び評価が高い馬。
サラブレッド血統界において特に大きな役割を果たした種牡馬及び繁殖牝馬。
来日して大競走を勝った馬、来日して種牡馬入りした馬など、日本に縁が深い馬。
③海外の馬名、人名、レース名、地名などは、一般的に用いられているものをそのまま使用しました。どう読むのか分からないものは、あまり深く考えずに「こう読むのでは?」という程度の判断で書いています。なお、同じ馬名、人名、レース名、地名なのに項によって表記が違ってしまっているものがあるはずです。気が付いたところは統一しましたが、完全ではありません。平にご容赦ください。
④筆者の個人的見解を書いている箇所が多々あります。公表の前に削除しようかとも思いましたが、箇所が多くてすべて削除するのが困難だった上に、自身の見解を述べるのもサイト作成者の特権(?)なので、結局そのままにしました。あくまでも筆者の個人的見解なので、他の人に押し付けるものではありません。
⑤参考資料同士に矛盾があるために項同士で矛盾が生じている箇所があります。例えば、エクスターミネーターの資料には「エクスターミネーター陣営からの勝負の申し込みをマンノウォー陣営が拒否した」と書かれているのですが、マンノウォーの資料には「マンノウォーが出走するレースにエクスターミネーターも招待されたのに出走しなかった」と書かれています。気が付いた箇所にはその旨を注釈しましたが、気が付かなかった箇所もあるはずです。平にご容赦ください。あと、Aという馬の項においてBという馬を低く書いているのに、Bの項ではAを低く書いているような場合が多々あります。それは、Aの項ではAが主役なのでAが引き立つように書き、Bの項ではBが主役なのでBが引き立つように書いているからで、これは矛盾ではなくこのサイトの仕様だと思ってください。
⑥海外馬の紹介である以上、参考資料は基本的に海外の資料を用いました。実は、海外馬を紹介する日本の書籍やサイト等により日本では既に一般的になっている事柄が、海外では一般的ではないという事例が多々あるのです。例えば、シーバードが死後に食肉にされたという話は日本ではかなり有名ですが、その話が載っている海外の資料はありませんでした(筆者の微力で見つけられなかった可能性もありますが、少なくとも海外では一般的ではないのは確実です)。3歳で競走馬を引退したセントサイモンが精神安定のために4歳を休養に充てて5歳から種牡馬生活を開始したという話や、ザテトラークが10数秒出遅れて勝ったという話も日本では有名ですが、海外の資料ではいずれも明白に否定されています。逆に、ノーザンダンサーは気性が激しかったために去勢されかけたとか、ヘイローは競走馬時代に厩務員に虐待されたために気性難になったとか、ケルソとフォアゴーと当時現役競走馬のジョンヘンリーの3頭の歴史的名騙馬が揃ってベルモントパーク競馬場でパレードを行った(そしてその翌日にケルソは他界した)といった話は海外の資料にはありましたが、日本ではおそらく知られていないはずです。そのため、「この記載は今までの私の知識と違う」という箇所があると思います。その食い違いの存在を明らかにするものこのサイトの目的の1つです。ただし、日本に縁が深い馬に関しては、海外の資料より日本の資料のほうが詳しくて正確である場合が多いので、日本の資料も用いました。
⑦⑥の続きになりますが、そうは言っても本サイトが全て正しいとは筆者も思っていません。筆者はそれほど外国語が得意ではないため資料の解釈を誤ったり、参考資料自体が間違っていたり、筆者の凡ミスで記載を誤ったりしている箇所があるはずです。資料収集から執筆及び校正まで筆者1人で行っているため、複数人で作業を行った場合より正確度は下がってしまいます。しかし100%は不可能にしても、それに近づける努力はしたつもりです。今後も随時加筆・修正を行いたいとは思っています。
⑧当該馬を書いた時期(昔に書いたか新しく書いたか)やその時の調子の良し悪し等により、詳しく書いた馬もいれば、そこまでではない馬もいます。そこまでではない馬に関しては、もしかしたらもっと詳しく書き直す可能性もありますが、断言は出来ません。
⑨当該馬の競走成績一覧も掲載しようかとも思いましたが、あまりに膨大な作業になるので断念しました。これに関しては日本の優れたサイト「優駿達の蹄跡」があるので、そちらを活用してください。
⑩血統解説に関しては、はっきり言って統一が取れていません。特に牝系解説に関しては非常に詳しく書いた馬とそうでない馬に明確に分かれています。牝系は将来的に図表を作成してそれに代える事も考えていますが、これまた現時点では断言は出来ません。ただし一応は作り直す可能性があるため牝系解説に関しては基本的にサイト内リンクを設定する作業をしていませんので、平にご容赦ください(追記:2016年8月に牝系解説のサイト内リンク設定作業を完了しました。牝系の図表も既に完成しています)。なお、血統表と主な産駒一覧は2016年に入ってから機械的に一気に作成したもので、あまり出来が良いものではありません。単なるおまけ程度に考えてください。血統表と主な産駒一覧に関しては日本の優れたサイト「血統表検索」があるので、そちらを参照した方が良いかもしれないです。
⑪著作権(海外の資料に関しては翻訳権も)には留意したつもりです。日本の著作権法では著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」と規定しているため、起きた事実を書いた文章ばかりである本サイトなら大丈夫かとも思うのですが、取り扱うのが海外馬であり日本の法律が通用するのかどうかに関しては少々自信が無い心持ちもあります。自らが得た知識を基に自らの文章としたのだから著作権や翻訳権違反ではないという事にしておきますが、やや逃げ口上かもしれません。
⑫⑪の続きになりますが、自らが得た知識を基に自らの文章としたと言い張っても、先人達が努力して作成した資料が自らの知識の源泉となっているわけですから、先人達の努力なくして本サイトは成立し得なかったのは確実です。出典は基本的に本文中に示しましたが、主要参考資料を以下に列挙しておきます。もっとも、参考にした度合はまちまちです。
Thoroughbred Champions: Top 100 Racehorses of the 20th Century(米ブラッドホース誌) |
A Century of Champions(英タイムフォーム社) |
Equibase horseplayer(米ブラッドホース誌) |
英レーシングポスト紙 |
Thoroughbred Heritage |
Thoroughbred Horse Pedigree Query |
Willkommen bei den Siegern großer Galopprennen |
Unofficial Thoroughbred Hall of Fame Roster |
優駿達の蹄跡 |
血統表検索(サイト) |
ウィキペディア フリー百科事典(主に英語版) |
新・世界の名馬 |
米国競馬名誉の殿堂博物館のサイト |