和名:バーリ |
英名:Bahri |
1992年生 |
牡 |
鹿毛 |
父:リヴァーマン |
母:ワスナー |
母父:ニジンスキー |
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クイーンエリザベスⅡ世Sで外埒沿いを走る奇襲戦法を採り、リッジウッドパールを6馬身差の2着に破って圧勝する |
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競走成績:2・3歳時に英愛で走り通算成績12戦3勝2着6回3着2回 |
誕生からデビュー前まで
ドバイの王族シェイク・ハムダン殿下が米国ケンタッキー州に設立したシャドウェルファームの生産馬で、ハムダン殿下の所有馬として、英国ジョン・ダンロップ調教師に預けられた。成長すると体高16.1ハンドになった比較的大柄な馬だった。
競走生活(2歳時)
2歳8月にニューベリー競馬場で行われた芝7ハロンの未勝利ステークスで、リチャード・ヒルス騎手を鞍上にデビュー。23頭立ての多頭数の中で、単勝オッズ21倍の10番人気という低評価だった。しかもスタートで出遅れてしまったが、すぐに馬群の中団に取り付き、残り2ハロン地点から末脚を伸ばし、逃げた単勝オッズ2.375倍の1番人気馬ヴァーニシングデイに短頭差まで迫る2着と好走した。
翌9月に出走したドンカスター競馬場芝8ハロンの未勝利ステークスでは、主戦となるウィリー・カーソン騎手とコンビを組み、単勝オッズ1.73倍の1番人気に支持された。ここではスタートから好位を進み、残り2ハロン地点で先頭に立ったが、残り1ハロン地点で単勝オッズ8倍の4番人気馬プレゼンティング(後にゴードンS・ジェフリーフリアSを勝ち、英ダービーでラムタラの3着している)に並びかけられ、半馬身遅れて2着に敗れた。
同月に出走したソールスベリー競馬場芝8ハロンの未勝利ステークスでも、単勝オッズ2.375倍の1番人気に支持された。今回はスタートから思い切った逃げを打ったが、残り1ハロン地点で単勝オッズ5.5倍の2番人気馬バンティング(後の伊オークス3着馬)に追いつかれると抵抗できずに、3馬身半差の2着に敗れた。
4戦目となったのは、10月にノッティンガム競馬場で行われたシャーウッド条件S(T6F15Y)だった。ここでは単勝オッズ1.67倍の1番人気に支持された。レースでは先行して残り2ハロン地点で先頭に立ち、そのまま後続を引き離した。最後は2着となった単勝オッズ7倍の2番人気馬ロイヤルレビュークに6馬身差をつけて圧勝。4戦目でようやく初勝利を挙げた。2歳時はこの4戦で終えて休養入りした。
競走生活(3歳前半)
3歳時は英2000ギニーを目標に、4月にニューベリー競馬場で行われた前哨戦のグリーナムS(英GⅢ・T7F)から始動した。このレースで単勝オッズ1.44倍という圧倒的な1番人気に支持されていたのは、前年のレーシングポストトロフィーを12馬身差で圧勝して、国際クラシフィケーション(現ワールド・サラブレッド・レースホース・ランキング)において2歳馬としては現在単独史上最高値となっている130ポンドの評価を獲得していたカルティエ賞最優秀2歳牡馬ケルティックスウィングだった。クリテリウムドメゾンラフィットの勝ち馬ビショップオブカシェルや、コヴェントリーS2着・ジムクラックS3着のムーンキングなど他の出走馬は全て単勝オッズ10倍以上とその他大勢扱いであり、本馬も単勝オッズ15倍の5番人気だった。スタートからケルティックスウィングが先行して、本馬は馬群の中団につけた。残り2ハロン地点でケルティックスウィングが堂々と先頭に立ったところに、本馬が他馬を置き去りにして追撃してきた。結局はケルティックスウィングが勝ち、本馬は1馬身1/4差の2着に敗れたが、3着馬ムーンキングは本馬から9馬身も後方であり、本馬もまたその実力の一端を垣間見せることが出来た。
その後は予定どおり英2000ギニー(英GⅠ・T8F)に駒を進めた。対戦相手は、4戦無敗のケルティックスウィング、サラマンドル賞・デューハーストS・ジェベル賞など5戦無敗のペニカンプ、ヨーロピアンフリーHなど3戦無敗のディフィデント、ホーリスヒルS・クレイヴンSなど3戦無敗のペインターズロウ、クレイヴンS3着馬エヌワーミス、モエエシャンドンレネンの勝ち馬でミドルパークS・デューハーストS2着のグリーンパフューム、ジムクラックSの勝ち馬チリービリーなどだった。陣営が英国三冠馬宣言をしていたケルティックスウィングが単勝オッズ1.8倍の1番人気に支持され、ペニカンプが単勝オッズ5.5倍の2番人気、ディフィデントが単勝オッズ7倍の3番人気、本馬とペインターズロウが並んで単勝オッズ15倍の4番人気となった。本馬はスタートから先行策を採り、スタートがあまり良くなかったケルティックスウィングは馬群の中団につけた。本馬より先にケルティックスウィングが仕掛けて一気に先頭に立ち、それをマークするように走っていたペニカンプが追いかけていった。本馬も残り2ハロン地点で仕掛けたが、競り合う前の2頭には届かず、勝ったペニカンプから2馬身1/4差、2着ケルティックスウィングから2馬身差の3着に敗れた。
次走の愛2000ギニー(愛GⅠ・T8F)では、ペニカンプもケルティックスウィングも不在であり、2戦2勝のスペクトラム、英2000ギニーで5着だったエヌワーミス、伊2000ギニーを勝ってきたプリンスアーサー、レパーズタウン2000ギニートライアルSを勝ってきたアジャレリ、ベレスフォードSの勝ち馬バーデンオブプルーフ、レパーズタウン2000ギニートライアルS2着馬オスカーシンドラーなどが対戦相手となった。本馬が単勝オッズ2.375倍の1番人気、スペクトラムが単勝オッズ4.33倍の2番人気、エヌワーミスが単勝オッズ7.5倍の3番人気、プリンスアーサーが単勝オッズ9倍の4番人気、アジャレリが単勝オッズ10倍の5番人気となった。レースはプリンスアーサーが先頭を引っ張り、本馬は馬群の中団でレースを進めた。しかし勝負どころの残り2ハロン地点で今ひとつ反応が悪く、ようやく残り1ハロン地点でエンジンがかかった時には既に遅く、中団から先に抜け出したスペクトラムとアジャレリの2頭に届かずに、勝ったスペクトラムから1馬身差、2着アジャレリから短頭差の3着に敗れた。
次走はセントジェームズパレスS(英GⅠ・T8F)だった。10日前の英ダービーに出走したペニカンプやスペクトラムの姿は無く、仏ダービー・愛ダービー路線を進んだケルティックスウィングもいなかったため、今回も本馬が単勝オッズ3.75倍の1番人気に支持された。もっとも、対戦相手自体はなかなか揃っており、前走で本馬に先着したアジャレリ、ゴドルフィンの期待馬チャーンウッドフォレスト、仏2000ギニー馬ヴェットーリ、リュパン賞の勝ち馬フレメンズファース、レーシングポストトロフィー・ダンテS・ジャンプラ賞で2着していたタタソールズSの勝ち馬アヌスミラビリス、フォンテーヌブロー賞の勝ち馬で仏2000ギニー2着のアティキャスなどが参戦していた。アジャレリが単勝オッズ6倍の2番人気、チャーンウッドフォレスト、ヴェットーリ、アヌスミラビリスの3頭が並んで単勝オッズ7倍の3番人気となっていた。
スタートから本馬陣営が用意したペースメーカー役のムハブが先頭に立ったが、肝心の本馬はスタートで出遅れてしまった。しかし鞍上のカーソン騎手は慌てずに馬群の中団につけて我慢。4番手で直線に入ってくると、一気にスパートして残り2ハロン地点で先頭を奪取。その後も脚を伸ばし続け、最後は2着チャーンウッドフォレストに4馬身差をつけて完勝。8戦目にしてようやく挙げた2勝目がGⅠ競走初勝利となった。
競走生活(3歳後半)
次走のサセックスS(英GⅠ・T8F)では、ロッキンジS・香港国際ボウル・キヴトンパークS・スプリームSの勝ち馬ソヴィエトライン、英1000ギニー・ジャックルマロワ賞・モイグレアスタッドS・チェヴァリーパークS・チェリーヒントンSの勝ち馬でサセックスS・ジャックルマロワ賞2着のサイエダティ、クイーンアンSを勝ってきたデューハーストS3着馬ニコロット、愛国際Sを勝ってきたジャンプラ賞2着馬ダルネイといった有力古馬勢が対戦相手となった。本馬が単勝オッズ2倍の1番人気、ソヴィエトラインが単勝オッズ6倍の2番人気、サイエダティが単勝オッズ6.5倍の3番人気、ニコロットが単勝オッズ8倍の4番人気、ダルネイが単勝オッズ10倍の5番人気となった。本馬陣営が用意したペースメーカー役のスルブがスタートから逃げを打ち、本馬は3番手を追走した。そして残り2ハロン地点で先頭に立ったところに、後方からやってきたのは、最後方からの追い込みに賭けたサイエダティだった。残り1ハロン地点で追いつかれると、叩き合いに屈して首差2着に敗れた。
その後は距離延長を試みて、英国際S(英GⅠ・T10F85Y)に参戦した。7連勝で前走エクリプスSを勝ってきたホーリング、セントジェームズパレスSで本馬の5着に敗れた後に出走した愛ダービーで惜しい3着だったアヌスミラビリス、ロイヤルロッジS・ヴィンテージSの勝ち馬でBCジュヴェナイル・プリンスオブウェールズS2着・デューハーストS3着のエルティシュ、メルドSを勝ってきた伊ダービー・セントジェームズパレスS・伊共和国大統領賞2着馬ニードルガンなどが対戦相手となった。ホーリングが単勝オッズ3.25倍の1番人気、本馬が単勝オッズ3.75倍の2番人気、アヌスミラビリスが単勝オッズ4.33倍の3番人気、エルティシュが単勝オッズ4.5倍の4番人気、ニードルガンが単勝オッズ17倍の5番人気となった。スタートが切られるとエルティシュが先頭に立ち、ホーリングなどがそれを追って先行した。一方、カーソン騎手は距離を意識したのか、本馬を最後方に位置取らせた。そして残り3ハロン地点から進出を開始したが、残り2ハロン地点で先頭に立って押し切ったホーリングに追いつけず、3馬身半差の2着に完敗した。
これでGⅠ競走は5回出走して1着1回、2着2回、3着2回。他にも2着が4回もあり、本馬は勝ち切れない馬という評価が定着しつつあった。
次走はアスコット競馬場で行われるクイーンエリザベスⅡ世S(英GⅠ・T8F)となった。対戦相手は、愛1000ギニー・コロネーションS・ムーランドロンシャン賞とGⅠ競走3勝を含む5連勝中の3歳牝馬リッジウッドパール、サセックスSで4位入線5着降着だったソヴィエトライン、クリテリウムドメゾンラフィット・キヴトンパークSの勝ち馬ビショップオブカシェル、ダイオメドS・デズモンドSの勝ち馬ミスターマルティーニ、本馬陣営が用意したペースメーカー役のムハブの計5頭だった。リッジウッドパールが単勝オッズ1.62倍という断然の1番人気に支持され、本馬が単勝オッズ3.5倍の2番人気、ソヴィエトラインが単勝オッズ7.5倍の3番人気、ビショップオブカシェルが単勝オッズ15倍の4番人気、ミスターマルティーニが単勝オッズ41倍の5番人気となった。
スタートが切られるとペースメーカー役のムハブが先頭に立ったのだが、本馬鞍上のカーソン騎手は、ペースメーカー役の存在を全く無視する走法に打って出た。カーソン騎手は本馬に出遅れ気味のスタートを切らせると、すぐに本馬を斜めに走らせ、外埒沿いに持ち出した。一見コースロスにしか見えないこの走りは、実はカーソン騎手の秘策だった。当日のアスコット競馬場はレース前の散水と雨天により馬場が湿っていた(公式発表は良馬場)が、外埒沿いは木陰で雨に濡れておらず、散水の影響も少なかったため、そこを走れば馬場状態が良いところを走ることができたのである。カーソン騎手は事前にダンロップ師にこの作戦を進言して、それが容れられないと知ると本馬の馬主ハムダン殿下に直訴して了解を得ていたという。この作戦が見事に決まり、スタート後1ハロン地点で先頭に立った本馬は、最終コーナーでは内埒沿いに進路を切り換えて他馬勢の前に出て、そのまま2着リッジウッドパールに6馬身差、3着ソヴィエトラインにはさらに5馬身差をつけて圧勝した。
このカーソン騎手の戦法は後に伝説的名騎乗とされ、このルートは「ウィリーカーソンロード」と命名され、以降は重馬場のアスコット競馬場における定番戦法となる。
続いて本馬は再度距離延長を目論んで、英チャンピオンS(英GⅠ・T10F)に出走した。英ダービーでラムタラの2着だったプランスドランジュ賞の勝ち馬タムレ、前走カンバーランドロッジSを5馬身差で圧勝してきたリヤディアン、英ダービーでは13着に沈んだが前走プランスドランジュ賞で2着してきたスペクトラム、ローズオブランカスターSの勝ち馬ファハル、ギョームドルナノ賞・スコティッシュクラシックの勝ち馬でサラマンドル賞2着・仏グランクリテリウム3着のモントジョイ、ダルマイヤー大賞・バーデン大賞を勝ってきたジャーマニー、競走馬と種牡馬の二足の草鞋を履いていた4年前のエクリプスSの勝ち馬エンヴァイロンメントフレンドの7頭が対戦相手となった。本馬が単勝オッズ3.5倍の1番人気、タムレが単勝オッズ3.75倍の2番人気、スペクトラムが単勝オッズ6倍の3番人気、ファハルが単勝オッズ11倍の4番人気となった。スタートが切られると、これで競走馬生活に終止符を打つエンヴァイロンメントフレンドやジャーマニーが逃げを打った。本馬鞍上のカーソン騎手はやはり距離を意識したのか、今回は後方からレースを進めた。そして残り2ハロン地点から追い上げてきたが、ゴール前で伸びを欠いて、勝ったスペクトラムから3馬身3/4差の5着。生涯初めて着外に敗れてしまい、これを最後に3歳時8戦2勝の成績で競走馬を引退した。
血統
Riverman | Never Bend | Nasrullah | Nearco | Pharos |
Nogara | ||||
Mumtaz Begum | Blenheim | |||
Mumtaz Mahal | ||||
Lalun | Djeddah | Djebel | ||
Djezima | ||||
Be Faithful | Bimelech | |||
Bloodroot | ||||
River Lady | Prince John | Princequillo | Prince Rose | |
Cosquilla | ||||
Not Afraid | Count Fleet | |||
Banish Fear | ||||
Nile Lily | Roman | Sir Gallahad | ||
Buckup | ||||
Azalea | Sun Teddy | |||
Coquelicot | ||||
Wasnah | Nijinsky | Northern Dancer | Nearctic | Nearco |
Lady Angela | ||||
Natalma | Native Dancer | |||
Almahmoud | ||||
Flaming Page | Bull Page | Bull Lea | ||
Our Page | ||||
Flaring Top | Menow | |||
Flaming Top | ||||
Highest Trump | Bold Bidder | Bold Ruler | Nasrullah | |
Miss Disco | ||||
High Bid | To Market | |||
Stepping Stone | ||||
Dear April | My Babu | Djebel | ||
Perfume | ||||
Querida | Alibhai | |||
Durazna |
父リヴァーマンは当馬の項を参照。
母ワスナーは現役時代6戦未勝利。本馬の半弟バハーレ(父ウッドマン)【英シャンペンS(英GⅡ)】を産んでいる。また、本馬の半妹イスティクラル(父ダイイシス)の子にマクビル【グリーナムS(英GⅢ)】、孫にムタバラ【フレッドダーリンS(英GⅢ)】、ラワーク【レパーズタウン1000ギニートライアル(愛GⅢ)】がいる。
ワスナーの母ハイエストトランプは、クイーンメアリーS(英GⅡ)の勝ち馬。ハイエストトランプも優れた繁殖牝馬であり、ワスナーの半兄ダンスビッド(父ノーザンダンサー)【テトラークS(愛GⅢ)】、半兄ノーザンプレイン(父ノーザンダンサー)【テトラークS(愛GⅢ)】、半妹ウイングレット(父アリダー)【プリンセスS(米GⅡ)】を産んでいる。ウイングレットの子には、本馬の従姉妹に当たる1997年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬アジーナ【BCディスタフ(米GⅠ)・マザーグースS(米GⅠ)・CCAオークス(米GⅠ)】、孫にはクオリティロード【フロリダダービー(米GⅠ)・ドンH(米GⅠ)・メトロポリタンH(米GⅠ)・ウッドワードS(米GⅠ)】がいる。ハイエストトランプの半姉エイプリルドーンはハネムーンH・サンタバーバラHの勝ち馬。
ハイエストトランプの曾祖母ドゥラズナはブリーダーズフューチュリティSなどを勝って1943年の米最優秀2歳牝馬に選ばれた馬で、米国顕彰馬マートルウッドの代表産駒の1頭である。マートルウッドの牝系子孫にはミスタープロスペクターやシアトルスルーなど多くの活躍馬がいるが、その詳細はマートルウッドの項を参照してほしい。→牝系:F13号族①
母父ニジンスキーは当馬の項を参照。
競走馬引退後
競走馬を引退した本馬は生まれ故郷の米国ケンタッキー州シャドウェルファームで種牡馬入りした。数少ない初年度産駒の中から凱旋門賞馬サキーが登場して一躍脚光を浴びたが、その後の種牡馬成績は今ひとつである。2004年には愛国デリンズタウンスタッドに移動しており、ギルソンフィールドスタッドでもリース供用されている。米国供用時代の最盛期は4万ドルだった種付け料も、2015年現在は2千ポンドまで下落している。サキーに続く大物産駒の出現が待たれるところである。
なお、米国供用時代の2002年には、クイーンエリザベスⅡ世Sで破ったリッジウッドパールの交配相手に指名された事があったが、翌年にリッジウッドパールは本馬との子を流産した際に出血多量で他界してしまい、2頭の間の子の走りを見ることは出来なかった。
主な産駒一覧
生年 |
産駒名 |
勝ち鞍 |
1997 |
Alshakr |
ファルマスS(英GⅡ) |
1997 |
凱旋門賞(仏GⅠ)・英国際S(英GⅠ)・ダンテS(英GⅡ)・サンダウンクラシックトライアルS(英GⅢ) |
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2002 |
Gesture |
テュディニ賞(伊GⅢ) |
2002 |
Secret History |
ムシドラS(英GⅢ) |
2003 |
Acts of Grace |
プリンセスロイヤルS(英GⅢ) |
2007 |
Shareen |
デニーコーデルラヴァラックフィリーズS(愛GⅢ) |