キャンフォードクリフス

和名:キャンフォードクリフス

英名:Canford Cliffs

2007年生

鹿毛

父:タグラ

母:ミセスマーシュ

母父:マルジュ

ゴルディコヴァとの激闘となったクイーンアンSなどマイルGⅠ競走5連勝を達成するも、最後にフランケルに圧倒されて最強マイラーの称号は得られず

競走成績:2~4歳時に英仏愛で走り通算成績11戦7勝2着2回

誕生からデビュー前まで

ハバード・ロッドウェル氏により生産された愛国産馬で、1歳8月のセリにおいてロビン・ヘッファー氏により5万ギニーで購入され、英国サー・リチャード・マイケル・ハンノン調教師に預けられた。本馬を預かった時点で既に60歳を過ぎていたハンノン師は、長年に渡り英国平地競走における一流調教師として活躍していた。もっとも、管理馬の中に超大物競走馬と言える馬はあまりおらず、この名馬列伝集で紹介した彼の管理馬は1992年のカルティエ賞最優秀古馬及び最優秀短距離馬に選ばれたミスターブルックスのみであるが、この1992年には英平地首位調教師に輝いていた。本馬の主戦はリチャード・ヒューズ騎手で、全レースで手綱を取った。

ヘッファー氏の代理人として本馬を購入した英ブラッドストックエージェンシー社のピーター・ドイル氏は「彼が1歳馬としては傑出しているのは明らかでした。彼の体格はまるで戦車のようであり、動きも素晴らしかったです」と語っている。

競走生活(2歳時)

2歳5月にニューベリー競馬場で行われた芝6ハロン8ヤードの未勝利ステークスでデビュー。単勝オッズ2.375倍で10頭立ての1番人気に支持された。レースでは逃げ馬を見るように先行すると、残り1ハロン地点で先頭に立って後続を瞬く間に引き離し、2着ラカーンに7馬身差をつけて圧勝した。

それから1か月後にはコヴェントリーS(英GⅡ・T6F)に出走。本馬が単勝オッズ2.75倍の1番人気に支持され、後のチャレンジS勝ち馬レッドジャズが単勝オッズ6.5倍の2番人気となった。レースでは好スタートからそのまま先頭に立って馬群を牽引。残り2ハロン地点で二の脚を使って後続を引き離し、2着エクステンションに6馬身差をつけて圧勝した。

その後は一間隔を空けて、2か月後のモルニ賞(仏GⅠ・T1200m)に向かった。対戦相手は、ジュライSを勝ってきたアルカノ、ロベールパパン賞を勝ってきたスペシャルデューティー、カブール賞を勝ってきたザンジバリ、ボワ賞勝ち馬ドールドアップの4頭で、出走全馬がグループ競走勝ち馬という高レベルなレースとなった。しかし過去の勝ち方から本馬が大本命となり、単勝オッズ1.44倍の1番人気に支持された。そしてアルカノが単勝オッズ5.5倍の2番人気、スペシャルデューティーが単勝オッズ8倍の3番人気となった。

スタートが切られるとスペシャルデューティーを先頭に全馬が一団となって進み、本馬は2~3番手につけた。そのまま淡々とレースが進み、残り400m地点で各馬が一斉に仕掛けた。本馬を含むどの馬にも突き抜けるだけの勢いは無かったが、道中で最後方を進んでいたアルカノの末脚が僅かに他馬を上回り、ゴール直前で先頭に立って勝利。短首差の2着にスペシャルデューティーが粘り、過去2戦ほどの加速力を披露できなかった本馬はさらに首差の3着、ドールドアップがさらに首差の4着、ザンジバリがさらに頭差の5着で、勝ったアルカノと最下位のザンジバリの着差が僅か1馬身差という大混戦だった。

なお、スペシャルデューティーはこの後にチェヴァリーパークSを勝ってカルティエ賞最優秀2歳牝馬に選ばれ、翌年は英1000ギニー・仏1000ギニーを連勝する活躍を見せる事になる。

本馬は2歳時にこの後レースに出ず、この年の成績は3戦2勝となった。

競走生活(3歳時)

3歳時は英2000ギニーを目指して4月のグリーナムS(英GⅢ・T7F)から始動した。対戦相手は、同じくモルニ賞以来の実戦となるアルカノ、リッチモンドSを勝っていた同厩馬ディックターピン、未勝利ステークスを7馬身差で勝ち上がってきたブルウィップなど4頭だった。本馬が単勝オッズ1.91倍の1番人気、アルカノが単勝オッズ3倍の2番人気、ディックターピンが単勝オッズ9倍の3番人気となった。スタートが切られると本馬が先頭に立って逃げを打った。そして徐々に後続を引き離し、そのまま逃げ切り態勢に入った。しかし残り1ハロン地点で左側によれるなどもたついている間に、道中は2番手を追走してきたディックターピンが追い上げてきて、ゴール前でかわされて半馬身差の2着に敗れた(アルカノは本馬からさらに7馬身差の3着だった)。

前哨戦で負けてしまった本馬だが、それでも英2000ギニー(英GⅠ・T8F)に向かった。対戦相手は、レーシングポストトロフィー・ベレスフォードSなど3戦無敗の成績でカルティエ賞最優秀2歳牡馬に選ばれていたセントニコラスアビー、エイコムS・クレイヴンSの勝ち馬でレーシングポストトロフィー2着のイルーシヴピムパーネル、ミドルパークS・ミルリーフSなど4戦無敗のアウザーン、デューハーストS2着馬フェンシングマスター、ディックターピン、コヴェントリーS2着後にヴィンテージSを勝ちデューハーストSで3着していたエクステンション、ジェベル賞を勝ってきたマクフィ、レパーズタウン2000ギニートライアルS2着馬ヴィスカウントネルソンなどだった。次代を担う大物としての評判が高かったセントニコラスアビーが単勝オッズ2倍の1番人気、クレイヴンSを4馬身差で圧勝してきたイルーシヴピムパーネルが単勝オッズ5.5倍の2番人気、アウザーンが単勝オッズ9倍の3番人気、前走の内容や血統面からマイル戦でも長いのではないかと指摘されていた本馬が単勝オッズ13倍の4番人気となった。

今までは前に行く競馬をしてきた本馬だが、ここでヒューズ騎手は距離を意識したのか抑える競馬を試みた。そして行きたがる本馬を宥めながらなんとか馬群の中団後方につけた。残り2ハロン地点で馬群の間を割って伸びてきたが、前半で折り合いを欠いた分だけ伸びが悪く、中団から先に抜け出した単勝オッズ34倍の9番人気馬マクフィ、逃げ粘った単勝オッズ17倍の6番人気馬ディックターピンの2頭に届かず、勝ったマクフィから1馬身3/4差の3着に敗れた。

次走の愛2000ギニー(愛GⅠ・T8F)では、英2000ギニーで本馬から1馬身差の4着だったエクステンション、同7着だったフェンシングマスター、同11着だったヴィスカウントネルソン、デューハーストS4着馬スタインベック、レパーズタウン2000ギニートライアルSを快勝してきたノルワロップ、テトラークSで2着してきたダイナスティ、キラヴーランS・テトラークSを勝ってきたフリージャッジメントなどが対戦相手となった。本馬が単勝オッズ3.25倍の1番人気、同競走3連覇がかかる愛国エイダン・オブライエン調教師が送り出してきたスタインベックとフェンシングマスターの2頭が並んで単勝オッズ5.5倍の2番人気、エクステンションが単勝オッズ6倍の4番人気となった。

スタートが切られるとオブライエン師が用意したペースメーカー役エンコンパシングとパープルハートの2頭が逃げを打ち、本馬は馬群の中団やや後方につけた。そして残り2ハロン地点で馬群の外側の隙間に持ち出してスパートすると、残り1ハロン地点で先頭に立ち、2着フリージャッジメントに3馬身差をつけて完勝を収め、GⅠ競走初勝利を挙げた。

次走セントジェームズパレスS(英GⅠ・T8F)では、英2000ギニーから直行してきたマクフィ、英2000ギニー2着後に仏2000ギニーでも2着してきたディックターピン、ジャンリュックラガルデール賞勝ち馬シユーニ、前走4着のスタインベック、米国から遠征してきたブリーダーズフューチュリティ勝ち馬でキャッシュコールフューチュリティ2着・BCジュヴェナイル3着のノーブルズプロミス、伊グランクリテリウムの勝ち馬ハーツオブファイア、デューハーストSの勝ち馬ベートーヴェン、オブライエン師が用意したペースメーカー役エンコンパシングの8頭が対戦相手となった。なかなかの好メンバーであり、GⅠ競走勝ち馬であるベートーヴェンが単勝オッズ51倍の8番人気(エンコンパシングを除くと最低人気)になるレベルだったが、本馬とマクフィの2頭が並んで単勝オッズ3.75倍の1番人気に支持され、ディックターピンとシユーニが並んで単勝オッズ6倍の3番人気となった。

スタートが切られるとペースメーカーを務めるはずだったエンコンパシングが出遅れてしまい、同厩のエンコンパシングに前を行かせて2番手を走る予定だったスタインベックが先頭に押し出された。あまりスタートが良くなかった本馬はそのまま馬群の後方からレースを進めた。直線入り口でもまだ6番手の位置取りだった上に、前方には他馬の壁が出来ていた。しかし残り1ハロン半地点から他馬の間を巧みにすり抜けて進出。先行して先に先頭に立っていたディックターピンをゴール前で並ぶ間も無く抜き去り、1馬身差で勝利した。

その後は古馬相手のサセックスS(英GⅠ・T8F)に向かった。最大の強敵は前年のサセックスS・クイーンエリザベスⅡ世Sを勝っていたリップヴァンウィンクルで、これまたオブライエン師の管理馬だった。他の出走馬は、エッティンゲンレネン・オイロパマイレと独国のGⅡ競走2勝のプレミオロコ、クイーンアンS3着馬ドリームイーター、前走6着のベートーヴェン、スプリームS・ダイオメドS・ソヴリンS・セレクトSの勝ち馬マックラヴ、ペースメーカー役のエンコンパシングで、本馬を含めて合計7頭による戦いとなった。本馬が単勝オッズ1.67倍の1番人気、リップヴァンウィンクルが単勝オッズ3.25倍の2番人気、グループ競走を2連勝してきたプレミオロコが単勝オッズ9.5倍の3番人気となった。

スタートが切られると今回はエンコンパシングが先頭に立って後続を引き離し、リップヴァンウィンクルが2番手、やはり出遅れ気味にゲートを出た本馬は馬群の中団後方からレースを進めた。そして残り2ハロン地点からスパートを開始。残り1ハロン半地点でリップヴァンウィンクルが先頭に立ったところでは、まだ本馬は2馬身ほど後方だったが、残り半ハロン地点で外側から差を詰めると一気にかわして首差で勝利した。

それから間もなくして喉の炎症を発症してしまい、このシーズンの後半は全休となってしまった。3歳時の成績は5戦3勝だった。なお、3歳暮れに本馬の所有権の半分をマイケル・テイバー氏やデリック・スミス氏達が購入している。両名ともクールモアグループの盟友だったが、本馬はクールモアの直接的な所有馬になったわけではなかったので、クールモアの専属調教師であるオブライエン師の元には転厩せず、そのままハンノン師の管理馬で居続けた。

競走生活(4歳時)

4歳5月のロッキンジS(英GⅠ・T8F)で復帰した。対戦相手は、セントジェームズパレスS2着後にジャンプラ賞でGⅠ競走初勝利を挙げていたディックターピン、英チャンピオンS2回・エクリプスS・ユジェーヌアダム賞・マクトゥームチャレンジR3を勝っていた欧州10ハロン路線の雄トゥワイスオーヴァー、本馬が勝ったコヴェントリーSで3着だったチャレンジS勝ち馬レッドジャズ、伊2000ギニー・伊ダービー・リボー賞の勝ち馬ワースアド、前年サセックスS3着後にサマーマイルSを勝っていたプレミオロコ、クリテリウムドメゾンラフィット・ハンガーフォードS・パークSなどの勝ち馬バルサザールズギフトの6頭だった。本馬が単勝オッズ1.8倍の1番人気、前走ベット365マイルを勝ってきたディックターピンが単勝オッズ3.75倍の2番人気、トゥワイスオーヴァーが単勝オッズ8倍の3番人気となった。

スタートが切られるとワースアドが先頭に立ち、ディックターピンやトゥワイスオーヴァーも先行。一方の本馬は馬群の中団で様子を伺った。そして残り2ハロン地点で進出を開始すると、馬群の間を突き抜けて残り1ハロン地点で先頭に立ち、2着に逃げ粘ったワースアドに1馬身1/4差をつけて勝利した。

その1か月後のクイーンアンS(英GⅠ・T8F)では、本馬にとってかつて無い強敵が1頭出現した。それは、BCマイル3連覇・ロートシルト賞3連覇・ムーランドロンシャン賞・ファルマスS・ジャックルマロワ賞・イスパーン賞2連覇・クイーンアンS・フォレ賞とGⅠ競走13勝を挙げていた稀代の名牝ゴルディコヴァだった。マイルGⅠ競走4連勝中の本馬とゴルディコヴァの対決は欧州の競馬ファンが熱望していたものであり、ここでその直接対決が実現したのだった。他にも、愛ダービー・愛チャンピオンS・愛フューチュリティS・ダンテSなどを勝っていたケープブランコ、ベット365マイルで2着してきたジョエルS勝ち馬シティスケープ、ジャンリュックラガルデール賞・ヴィットリオディカプア賞・ローマ賞・ヴィンテージSなどの勝ち馬リオデラプラタ、アールオブセフトンSの勝ち馬ランサムノートなども出走してきた。連覇を目指すゴルディコヴァが単勝オッズ2.25倍の1番人気に支持され、本馬が単勝オッズ2.375倍の2番人気、ケープブランコが単勝オッズ9倍の3番人気となった。

スタートが切られるとケープブランコが逃げを打ち、ゴルディコヴァがそれを追って先行。本馬は例によって後方待機策を採った。残り2ハロン地点でゴルディコヴァがケープブランコをかわして先頭に立つと、それをマークしていた本馬も満を持してスパートを開始。残り1ハロン地点でゴルディコヴァに並びかけると、激しい叩き合いを1馬身差で制して勝利した。マイル戦の強豪馬2頭による名勝負は、このレースを観戦していたファン達を大いに満足させた。

待望されていたゴルディコヴァとの対戦を勝利で飾った本馬だったが、もう1頭対戦を熱望されている馬がいた。それは、英2000ギニー・セントジェームズパレスS・デューハーストS・ロイヤルロッジSなど7戦無敗の3歳馬フランケルだった。

そして次走のサセックスS(英GⅠ・T8F)がフランケルとの対決の場となった。この2頭の直接対決は、“The Duel on the Downs(芝生上の決闘)”と呼ばれて絶大な盛り上がりを見せた。フランケルが単勝オッズ1.62倍の1番人気、本馬が単勝オッズ2.75倍の2番人気で、他の出走馬2頭、前走で4着だったリオデラプラタ、フォンテーヌブロー賞・パース賞・ミュゲ賞の勝ち馬ラジサマンはいずれも単勝オッズ23倍だった。

スタートが切られるとフランケルがすかさず先頭に立ち、本馬はそれを追って2番手につけた。前走セントジェームズパレスSでは暴走してゴール前で失速したフランケルだったが、今回は的確にペースを掴んでいた。残り2ハロン地点でフランケルをマークしていた本馬が加速すると、フランケルもスパートを開始。ここから2頭の名勝負が見られるかと思われたのだが、本馬が突然左側に大きくよれていった。この斜行は異常なほどであり、ヒューズ騎手は体勢を立て直すこともどうすることも出来なかった。結局フランケルがそのまま圧勝し、本馬は5馬身差をつけられて2着に敗退。前走のような名勝負を期待していたファン達の間からは溜め息が漏れた。

レース後にハンノン師は「今日の彼は本調子ではありませんでした」と語ったが、その原因はサセックスSから1週間後に判明。本馬は左前脚の繋ぎ部分に故障を起こしており、サセックスSにおける大斜行の原因はそれであると推察された。故障の程度は軽微だったが、無理をして深刻な状態に陥るのは望ましくないという理由により、4歳時3戦2勝の成績で引退が決定した。

引退発表時にハンノン師は「2歳時から素晴らしいスピードを見せながらも、3・4歳にかけて素晴らしいマイラーに成長したという非常に稀なタイプの馬であり、私の40年以上における調教師人生において間違いなく最高の馬でした」と語り、ヒューズ騎手も「私が今まで乗ってきた中では最も速く最も優れた馬でした」と語った。

血統

Tagula Taufan Stop the Music Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Bebopper Tom Fool
Bebop
Stolen Date Sadair Petare
Blue Missy
Stolen Hour Mr. Busher
Late Date
Twin Island Standaan ゼダーン Grey Sovereign
Vareta
Castania Orsini
Chios
Jolly Widow Busted Crepello
Sans le Sou
Veuve Joyeuse ヴィエナ
La Canea
Mrs. Marsh Marju ラストタイクーン トライマイベスト Northern Dancer
Sex Appeal
Mill Princess Mill Reef
Irish Lass
Flame of Tara アーティアス Round Table
Stylish Pattern
Welsh Flame Welsh Pageant
Electric Flash
Drei Lyphard Northern Dancer Nearctic
Natalma
Goofed Court Martial
Barra
Triple Tipple Raise a Cup Raise a Native
Spring Sunshine
Ameridouble Nodouble
Amerigo's Fancy

父タグラは現役成績12戦4勝。モルニ賞(仏GⅠ)・ジュライS(英GⅢ)・スプリームS(英GⅢ)を勝ち、デューハーストS(英GⅠ)・仏2000ギニー(仏GⅠ)で3着している。種牡馬としては2000年に英愛新種牡馬ランキングで1位、翌2001年にも英愛2世代目種牡馬ランキングで1位になっているが、GⅠ競走を勝った産駒は本馬のみであるから、それほど成功しているとは言えない。タグラの父トーファンは現役成績8戦2勝、ミルリーフS(英GⅡ)で2着した程度という平凡な競走馬だった。それでも愛国で種牡馬入りすると、競走馬時代よりは優れた成績を残した。さらに直系を遡るとストップザミュージック、ヘイルトゥリーズンに行きつく。

母ミセスマーシュは不出走馬。ミセスマーシュの半弟にはトリプルスレット(父モンズーン)【ユジェーヌアダム賞(仏GⅡ)・フォルス賞(仏GⅢ)】がいる。ミセスマーシュの祖母トリプルティップルはウィルシャーH(米GⅡ)の勝ち馬。トリプルティップルの従姉妹の曾孫にはメルボルンCを3連覇した豪州の名牝マカイビーディーヴァがいる。→牝系:F9号族①

母父マルジュはインディジェナスの項を参照。

競走馬引退後

競走馬を引退した本馬は愛国クールモアスタッドで種牡馬入りした。初年度の種付け料は1万7500ユーロに設定されている。豪州ブルーガムファームにもシャトルされている。

主な産駒一覧

生年

産駒名

勝ち鞍

2013

Most Beautiful

グランジコンスタッドS(愛GⅢ)

2013

Painted Cliffs

レイルウェイS(愛GⅢ)

TOP