和名:カーリング |
英名:Carling |
1992年生 |
牝 |
栗毛 |
父:ガルドロワイヤル |
母:コルラルジャ |
母父:カルヴァン |
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仏オークスに加えて、ダンスパートナーが参戦していたヴェルメイユ賞も制した名牝は日本で繁殖入りしてローエングリンなどの母となる |
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競走成績:2~5歳時に仏日加首で走り通算成績19戦6勝2着3回3着3回 |
誕生からデビュー前まで
ジャン・ベルバー氏により生産された仏国産馬で、デルバー・エキュリー氏の所有馬となり、仏国パトリック・バルブ調教師に預けられた。
競走生活(2・3歳時)
2歳7月に仏国フォンテーヌブロー競馬場で行われたベルクロワ賞(T1400m)で、ティエリ・テュリエ騎手を鞍上にデビューしたが、ココパシオン(日本で走り桜花賞トライアル四歳牝馬特別を勝ったリトルオードリーの全姉)の6馬身1/4差3着に敗退。
翌8月に仏国コンペーニュ競馬場で行われたブリュイエール賞(T1600m)に出走して、T・ジャルネ騎手を鞍上に3馬身差で勝利して勝ち上がった。さらに翌9月にメゾンラフィット競馬場で行われたサンタロサ賞(T1500m)にもジャルネ騎手騎乗で出走して、1馬身半差で勝利した。
次走は翌10月にロンシャン競馬場で行われたレゼルヴォワ賞(仏GⅢ・T1600m)となった。ここではS・ギヨ騎手とコンビを組んだが、単勝オッズ21.3倍で11頭立て8番人気の低評価だった。しかし中団待機策から残り400m地点で仕掛けて残り200m地点で先頭に立ち、後の好敵手マティアラを1馬身差の2着に退けて勝利を収めた。2歳時の成績は4戦3勝だった。
翌3歳時は仏1000ギニーの前哨戦である4月のグロット賞(仏GⅢ・T1600m)から始動した。サラカ賞・ラカマルゴ賞を勝ってきたシャンクシーが単勝オッズ2倍の1番人気で、ギヨ騎手が騎乗する本馬は単勝オッズ7.6倍の4番人気、マティアラは単勝オッズ7.8倍の5番人気だった。今回も馬群の中団後方でレースを進めると直線で追い上げたが、先行抜け出しで勝ったマティアラと首差2着のシャンクシーから1馬身差の3着だった。
本番の仏1000ギニー(仏GⅠ・T1600m)では、マティアラが単勝オッズ3.6倍の1番人気、シャンクシーが単勝オッズ4.7倍の2番人気、ケンタッキーオークス馬ブラッシュウィズプライドの娘でエルグランセニョールの従姉妹に当たる良血馬スモレンスクが単勝オッズ6.1倍の3番人気と続き、このレースから主戦として固定されることになったテュリエ騎手騎乗の本馬は単勝オッズ10.6倍の6番人気だった。今回はマティアラを見るように馬群の好位を進み、5番手で直線に入ると、先に抜け出そうとしたマティアラを追撃。しかし僅かに届かずに鼻差の2着に惜敗した。本馬から2馬身差の3着がシャンクシー、さらに2馬身差の4着がスモレンスクだった。
次走の仏オークス(仏GⅠ・T2100m)では、ペネロープ賞・サンタラリ賞を勝ってきたミュンシーが単勝オッズ2.2倍の1番人気に支持されていた。本馬は単勝オッズ4.5倍の2番人気で、単勝オッズ6倍の3番人気だったマティアラや、単勝オッズ10倍の4番人気だったシャンクシーより人気を集めた。レースでは、ミュンシー、本馬、マティアラといった有力馬勢は揃って馬群の好位を進んだが、その中で最初に直線に入ってきた本馬が抜け出した。そこへ後方からマティアラが追い上げてくるという、前走とは逆の展開となった。そして結果も前走とは逆となり、本馬が2着マティアラに首差をつけて優勝した。
次走はジャックルマロワ賞(仏GⅠ・T1600m)となった。このレースは非常な混戦模様であり、グループ競走初出走だった3歳馬タマヤズが前走のボーダページ条件Sで後のGⅠ競走2勝馬ファーストアイランドを4馬身ちぎってきた勝ち方から単勝オッズ3.8倍の1番人気に押し出され、英1000ギニー・モイグレアスタッドS・チェヴァリーパークS・ジャックルマロワ賞・サセックスSとGⅠ競走で5勝を挙げていたサイエダティが単勝オッズ5.2倍の2番人気、仏1000ギニー4着後にサンドリンガム賞・アスタルテ賞を勝ちコロネーションSでリッジウッドパールの2着していたスモレンスクが単勝オッズ5.7倍の3番人気、本馬が単勝オッズ6.1倍の4番人気、ミュゲ賞・イスパーン賞を連勝してきた前年の仏2000ギニー馬グリーンチューンが単勝オッズ6.2倍の5番人気、仏オークス6着後にアスタルテ賞で2着してきたシャンクシーと、クイーンアンSの勝ち馬ニコロットの2頭が並んで単勝オッズ13倍の6番人気となっていた。しかしレースは意外にも、中団やや後方を進んだ単勝オッズ22.7倍の8番人気馬ミスサタミクサが勝利。先行した本馬は終盤に大失速して、ミスサタミクサから13馬身半差の9着最下位に終わった。
そのためか次走ヴェルメイユ賞(仏GⅠ・T2400m)では、単勝オッズ7.6倍の5番人気となった。単勝オッズ3.3倍の1番人気に支持されていたのは、日本から遠征してきて前走ノネット賞でマティアラの鼻差2着していた武豊騎手騎乗の優駿牝馬勝ち馬ダンスパートナーで、単勝オッズ3.6倍の2番人気に伊オークス馬ヴァレーオブゴールド、マティアラが単勝オッズ5.1倍の3番人気で、仏オークス5着以来の実戦となるミュンシーが単勝オッズ5.4倍の4番人気だった。
スタートが切られると、英国のリステッド競走プリティポリーSを勝っていた単勝オッズ73倍の最低人気馬ムセッタが快調に先頭を飛ばし、本馬は中団待機、ダンスパートナーを始めとする他の有力馬勢は後方待機策を採った。そのままの態勢で直線に入ると、本馬が抜け出して残り300m地点で先頭に立った。そこへ後方から有力馬勢が押し寄せてきたが凌ぎきり、2着ヴァレーオブゴールドに1馬身差をつけて勝利。ダンスパートナーは追い込み届かずに本馬から2馬身1/4差の6着に敗れた。
その後は凱旋門賞(仏GⅠ・T2400m)に参戦した。英ダービー・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSの勝ち馬ラムタラ、前年の凱旋門賞を筆頭にサンクルー大賞・ユジェーヌアダム賞・ニエル賞・フォワ賞を勝っていたカーネギー、前年の英オークス・愛ダービーの勝ち馬で英1000ギニー・フォワ賞2着のバランシーン、ドーヴィル大賞など5戦全勝のスウェイン、アルクール賞・メルセデスベンツ大賞の勝ち馬フリーダムクライ、ラクープドメゾンラフィットを勝ってきたガンボートディプロマシー、愛オークス・ヨークシャーオークスを勝ってきたピュアグレイン、愛セントレジャーを勝ってきたキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDS3着馬ストラテジックチョイス、伊ダービー馬ルソー、独ダービー・バーデン大賞2回・伊ジョッキークラブ大賞・ミラノ大賞・メルクフィンク銀行賞とGⅠ競走で6勝を挙げていたランドといった強豪馬勢が対戦相手となった。ラムタラが単勝オッズ3.1倍の1番人気で、カーネギー、スウェイン、バランシーンの3頭カップリングが単勝オッズ3.2倍の2番人気、本馬は単勝オッズ6.4倍の3番人気となった。レースでは2番手を走ったラムタラを追いかけるように好位につけたのだが、直線に入ると失速。勝ったラムタラから17馬身半差の9着に終わった。
その後、ダンスパートナーの馬主吉田勝己氏の兄である社台ファーム代表の吉田照哉氏に購入された本馬は、来日してジャパンC(日GⅠ・T2400m)に参戦した。前年の皐月賞・東京優駿・菊花賞・有馬記念を勝っていた史上5頭目の中央競馬牡馬三冠馬ナリタブライアン、阪神三歳牝馬S・エリザベス女王杯など重賞9勝を挙げていた最強牝馬ヒシアマゾン、宝塚記念2着馬タイキブリザードといった日本馬勢の他に、オークツリー招待S・サンルイレイS・シーザーズ国際Hと米国でGⅠ競走3勝を挙げていたブラジル出身のサンドピット、セクレタリアトS・ETマンハッタンS・アーリントンミリオンなどの勝ち馬アワッド、凱旋門賞で4着だったランド、同5着だったピュアグレイン、2年前の仏ダービー・リュパン賞の勝ち馬で前年の凱旋門賞2着馬エルナンドといった海外馬勢が出走しており、本馬は単勝オッズ47.7倍で14頭立ての最低人気だった。レースではタイキブリザードが逃げを打ち、サンドピットが2番手で、本馬はデーンウインやナイスネイチャなどと共に好位を追走した。しかし直線に入ってすぐ後方にいたランドにかわされると後退していき、勝ったランドから8馬身差の11着に終わった。3歳時の成績は7戦2勝だった。
競走生活(4・5歳時)
4歳時は4月のアルクール賞(仏GⅡ・T2000m)から始動した。前年の凱旋門賞で8着に終わるも前走エクスビュリ賞を勝ってきたガンボートディプロマシー、ガネー賞などを勝っていたマリルド、パリ大賞の勝ち馬ヴァラヌール、ニエル賞の勝ち馬ハウサミクスなどが対戦相手となり、本馬は単勝オッズ7.5倍の5番人気だった。しかし最後方待機策から直線で追い込み、ヴァラヌールの1馬身半差2着と好走を見せた。
続くガネー賞(仏GⅠ・T2100m)では、ヴァラヌール、愛2000ギニー・英チャンピオンSの勝ち馬スペクトラム、前年の凱旋門賞3着以来の実戦となるスウェインなどが対戦相手となった。本馬は単勝オッズ6.5倍の4番人気だったが、今回は直線の追い込みが不発に終わり、ヴァラヌールの8馬身差9着と大敗した。
次走のサンクルー大賞(仏GⅠ・T2400m)では、ガネー賞3着後にコロネーションCを勝ってきたスウェイン、仏ダービー5着からの巻き返しを図るリュパン賞・ノアイユ賞の勝ち馬エリシオ、そのエリシオが敗れた仏ダービーの勝ち馬ラグマール、クリテリウムドサンクルー・エヴリ大賞の勝ち馬ポリグロートなどが対戦相手となった。単勝オッズ12.7倍の5番人気だった本馬は、ここでも最後方待機策から直線の追い込みに賭けたが、先行馬有利の展開となり、エリシオの14馬身差9着最下位に敗れた。
次走のゴントービロン賞(仏GⅢ・T2000m)では、アルクール賞6着最下位後にイスパーン賞で2着してきたガンボートディプロマシー、ハードウィックS3着などの実績があったバルハーバー、ヴィシー大賞を勝ってきたビュリントンなどが対戦相手となり、本馬は単勝オッズ5.9倍の4番人気だった。今回は馬群の中団好位を進み、早めに仕掛けて2番手で直線を向いた。そして残り200m地点で先頭に立って押し切り、2着バルハーバーに1馬身差をつけて勝利。前年のヴェルメイユ賞以来約11か月ぶりの勝ち星を挙げた。
次走のムーランドロンシャン賞(仏GⅠ・T1600m)では、仏2000ギニーの勝ち馬でセントジェームズパレスS2着のアシュカラニ、愛2000ギニー・ジャックルマロワ賞の勝ち馬で仏2000ギニー2着のスピニングワールド、コロネーションSの勝ち馬で仏1000ギニー2着のシェイクザヨーク、ミュゲ賞の勝ち馬でジャックルマロワ賞2着のヴェトゥイユ、前年のジャックルマロワ賞3着後にロンポワン賞・アスタルテ賞を勝ちムーランドロンシャン賞で2着していたシャンクシー、ジャンプラ賞の勝ち馬ルトリトンなどが対戦相手となった。このメンバー構成の中でスピード勝負では分が悪いとテュリエ騎手が判断したのか、ここでは2番手を走る積極策に出た。そして残り400m地点ではいったん先頭に立ったのだが、ゴール前で後続馬勢に差されて、アシュカラニの3馬身半差5着に敗れた。
続くラクープドメゾンラフィット(仏GⅢ・T2000m)では、これといった対戦相手がいなかったため、単勝オッズ1.4倍という断然の1番人気に支持された。しかし牡馬混合戦なのに57kgのトップハンデが課された事が響いたのか、馬群の後方から直線で末脚を伸ばすも、勝ったランニングフレイムに1馬身半届かず2着だった。
その後は北米遠征を試みて、加国のウッドバイン競馬場で行われたEPテイラーS(加GⅠ・T10F)に出走。プシシェ賞の勝ち馬サングリア、フラワーボウル国際Hで2着してきたマッチメイカーSの勝ち馬パウダーボウル、前年の同競走3着馬でキングエドワード金杯なども勝ちソヴリン賞最優秀古馬牝馬及び最優秀芝牝馬に選ばれていたボールドルリターナ、フラワーボウル国際Hで3着してきたニューヨークH・ダイアナHの勝ち馬エレクトリックソサエティ、サンチャリオットSで3着してきたフレームヴァレーなどを抑えて、単勝オッズ3.05倍の1番人気に支持された。道中は馬群の中団を進み、直線に入ってから追い上げてきたが、先に抜け出していた単勝オッズ18.75倍の7番人気馬ワンダリングスターと単勝オッズ9.15倍の6番人気馬フレームヴァレーの伏兵2頭に届かずに、ワンダリングスターの1馬身3/4差3着に終わり、そのまま帰国した。4歳時の成績は7戦1勝だった。
翌5歳時はドバイに遠征し、ドバイデューティーフリー(D2000m)に出走した。馬群の中団後方からレースを進め、直線入り口では5番手まで押し上げてきたものの、ここから大失速してタマヤズの30馬身差13着最下位に敗退。このレースを最後に現役を引退した。
血統
Garde Royale | Mill Reef | Never Bend | Nasrullah | Nearco |
Mumtaz Begum | ||||
Lalun | Djeddah | |||
Be Faithful | ||||
Milan Mill | Princequillo | Prince Rose | ||
Cosquilla | ||||
Virginia Water | Count Fleet | |||
Red Ray | ||||
Royal Way | Sicambre | Prince Bio | Prince Rose | |
Biologie | ||||
Sif | Rialto | |||
Suavita | ||||
Right Away | Right Royal | Owen Tudor | ||
Bastia | ||||
Polamia | Mahmoud | |||
Ampola | ||||
Corraleja | Carvin | マリーノ | Worden | Wild Risk |
Sans Tares | ||||
Buena Vista | Orwell | |||
Anne de Bretagne | ||||
Coraline | Fine Top | Fine Art | ||
Toupie | ||||
Copelina | Loliondo | |||
Casserole | ||||
Darling Dale | Tyrant | Bold Ruler | Nasrullah | |
Miss Disco | ||||
Anadem | My Babu | |||
Anne of Essex | ||||
Treat | High Treason | Court Martial | ||
Eastern Grandeur | ||||
Comfort | Windsor Slipper | |||
Careless |
父ガルドロワイヤルはミルリーフ直子で、現役成績は11戦3勝。ジャンドショードネイ賞(仏GⅡ)・ラクープ(仏GⅢ)を勝っている。種牡馬としては本馬が唯一のGⅠ競走勝ち馬と、あまり成功していない。
母コルラルジャは現役成績1戦未勝利。本馬の全姉には22戦2勝の成績を残し、後に社台ファームにより日本に繁殖牝馬として輸入されたガーリングがいるが、近親にはあまり活躍馬がいない。コルラルジャの曾祖母コンフォートの半姉ピンナップガールの孫にはディスプレイ【チェヴァリーパークS・コロネーションS】、ポアパーラー【英1000ギニー】、フリート【英1000ギニー・チェヴァリーパークS・コロネーションS】、デモクラティ【フォレ賞】の4姉弟、牝系子孫にはメイショウドトウ【宝塚記念(GⅠ)】が、コンフォートの半姉ケアレスノーラ【ナンソープS】の曾孫にはコントライト(テンポイントの父)がいるが、いずれも本馬の近親と言うには少し遠い。→牝系:F4号族①
母父カルヴァンはポーニーズの項を参照。
競走馬引退後
競走馬を引退した本馬は社台ファーム所有のもと、仏国で繁殖入りした。初年度はレインボークエストと交配され、翌1998年、6歳時に初子となる牡駒ダービーカウンティを産んだ。ダービーカウンティは日本で走ったが4戦未勝利に終わった。
本馬はこの1998年にシングスピールと交配されて受胎した状態で来日し、以降は社台ファーム早来で繋養された。翌年に産んだ2番子の牡駒ローエングリンは、中山記念(GⅡ)2回・マイラーズC(GⅡ)2回と重賞4勝を含む48戦10勝の成績を残し、ムーランドロンシャン賞(仏GⅠ)で2着、宝塚記念(GⅠ)・安田記念(GⅠ)・香港マイル(香GⅠ)で3着している。競走馬としてはGⅠ競走を勝てなかったローエングリンだが、種牡馬としては朝日杯フューチュリティSや皐月賞を制したロゴタイプを出している。
不受胎のため8歳時の産駒はおらず、9歳時に3番子の牡駒レゴラス(父サンデーサイレンス)を産んだ。レゴラスは条件馬ながら有馬記念で7着するなど、15戦4勝の成績を残した。10歳時には4番子の牡駒ブレーヴハート(父サンデーサイレンス)を産んだ。ブレーヴハートは、ダイヤモンドS(GⅢ)で2着、青葉賞(GⅡ)で3着するなど38戦5勝の成績を残した。
11歳時は不受胎のため産駒はおらず、12歳時に初めての牝駒となる5番子のホリデイオンアイス(父ダンスインザダーク)を産んだ。ホリデイオンアイスは8戦未勝利に終わったが、本馬唯一の後継繁殖牝馬となっている。13歳時には6番子の牡駒チャイコフスキー(父シンボリクリスエス)を産んだ。チャイコフスキーは17戦3勝の成績を残した。
14・15歳時は不受胎のため産駒はおらず、16歳時には7番子の牡駒リベルタス(父ディープインパクト)を産んだ。リベルタスは朝日杯フューチュリティS(GⅠ)で3着した後にオープン特別の若駒Sを勝ち、皐月賞(GⅠ)や東京優駿(GⅠ)にも駒を進めた。
17歳時には8番子の牡駒エキストラエンド(父ディープインパクト)を産んだ。エキストラエンドは京都金杯(GⅢ)を勝ち、東京新聞杯(GⅢ)・京都金杯(GⅢ)で2着、京都新聞杯(GⅡ)・マイラーズC(GⅡ)で3着している。
本馬は現在も社台ファーム早来で繋養されているが、既に繁殖生活からは引退している模様である。