イングリッシュチャンネル

和名:イングリッシュチャンネル

英名:English Channel

2002年生

栗毛

父:スマートストライク

母:ベルヴァ

母父:シアトリカル

米国調教馬ながら一貫して芝競走を走り、引退を1年先延ばしにして出走した3度目のBCターフで同競走史上最大の7馬身差圧勝を飾る

競走成績:2~5歳時に米首で走り通算成績23戦13勝2着4回3着1回

誕生からデビュー前まで

米国ケンタッキー州キーンリッジファームの生産馬で、ジェームズ・T・スキャチュオーチオ氏の所有馬となり、米国トッド・プレッチャー調教師に預けられた。主戦はジョン・ヴェラスケス騎手で、本馬の23戦中22戦に騎乗した。

米国調教馬であり、父もダート競走でしか走った事がないスマートストライクだったが、デビューから一貫して芝のレースを走ったという事は、芝向きであると陣営が早い段階から確信していたようである。

競走生活(2・3歳時)

2歳8月にサラトガ競馬場で行われた芝8.5ハロンの未勝利戦でデビューして、単勝オッズ4.1倍の2番人気に推された。スタート後の行き脚は良くなかったが、馬群の中団後方を追走すると直線で先行馬勢を悉く差し切り、2着チューリッヒに1馬身差で勝ち上がった。2歳時はこの1戦のみで休養入りした。

3歳時は3月にガルフストリームパーク競馬場で行われた芝8ハロンの一般競走から始動して、単勝オッズ2.8倍の1番人気に支持された。デビュー戦と同様に馬群の中団後方を追走したが、直線で伸びずにドラムメジャーの4馬身半差4着に敗退した。

1か月後にキーンランド競馬場で行われた芝8.5ハロンの一般競走では、他馬より4~6ポンド重い斤量ながらも、単勝オッズ3.8倍の1番人気に支持された。今回は逃げ馬を見るように好位を追走すると、直線入り口で抜け出して2着ノーシアトリクスに5馬身3/4差で圧勝した。

次走はプリークネスS当日にピムリコ競馬場で行われたウッドローンS(T8.5F)となり、単勝オッズ1.5倍という断然の1番人気に支持された。今回は馬群の中団後方内側でレースを進め、直線半ばで抜け出して2着ユナイテッドに4馬身差で圧勝した。

その後は、ヴァージニア州コロニアルダウンズ競馬場が3歳芝路線を盛り上げる目的でこの年から創設した「グランドスラム・オブ・グラス(コロニアルターフC・ヴァージニアダービー・セクレタリアトS・BCターフの4競走を3歳で全て制した馬に200万ドルのボーナスが支給される)」を目指す事になった。

まずは第1戦としてこの年に創設されたコロニアルターフC(T9.5F)に出走。単勝オッズ1.4倍という断然の1番人気に支持されると、3番手追走から抜け出して2着エクセプショナルライドに3馬身半差で勝利した。

続いて第2戦のヴァージニアダービー(米GⅢ・T10F)に出走して、単勝オッズ2.1倍の1番人気に支持された。スタートから2番手を走った本馬は、向こう正面で少し体勢を崩す場面があったが立て直して、逃げるチャタフーチウォーを直線入り口でかわすと、そのまま2着チャタフーチウォーに3馬身1/4差で勝利した。

そして第3戦のセクレタリアトS(米GⅠ・T10F)に登場。サドラーズウェルズとコロネーションS勝ち馬レベッカシャープを両親に持つ良血馬グランドセントラル、アーリントンクラシックS勝ち馬ピュリム、アメリカンダービー勝ち馬ガンサルートなどを抑えて、単勝オッズ1.9倍の1番人気に支持された。レースでは逃げるピュリムを2番手で追走したが、3番手で本馬をマークしていたガンサルートに直線で差されて1馬身3/4差2着に敗れ、「グランドスラム・オブ・グラス」達成は出来なくなった。

それでもベルモントパーク競馬場で行われるBCターフが最大目標である事に変わりは無く、その1か月前に同コースで行われるターフクラシック招待S(米GⅠ・T12F)に出走した。デビューからベルモントBCHなど無傷の4連勝中だったシェイクスピア、プリンスオブウェールズS2着の実績があるエースなどが対戦相手となり、本馬は単勝オッズ6.1倍で7頭立ての4番人気まで評価を下げていた。レースでは3番手を追走して四角で仕掛けて先頭に立ったところに、本馬を徹底マークしていたシェイクスピアに並ばれて叩き合いに持ち込まれた。そして一騎打ちの末に、頭差2着に惜敗した。

続いてBCターフ(米GⅠ・T12F)に出走したが、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSを筆頭にセントジェームズパレスS・愛チャンピオンS・プリンスオブウェールズSとGⅠ競走4勝を挙げていた欧州最強古馬アザムール、シェイクスピア、前年の凱旋門賞を筆頭にクリテリウム国際・ジャンプラ賞・パリ大賞・ガネー賞とGⅠ競走5勝を挙げていたバゴ、前年のBCターフに加えてソードダンサー招待H・ユナイテッドネーションズS・マンノウォーSとGⅠ競走4勝を挙げていたベタートークナウ、前年の独ダービー・伊ジョッキークラブ大賞の勝ち馬シロッコ、前走クレメントLハーシュSを勝ってきたフォーティナイナーズサンなど、本馬より実績上位の馬が多数出走しており、本馬は単勝オッズ12.4倍で13頭立て7番人気の評価だった。スタートが切られると、単勝オッズ82.25倍の最低人気馬シェイクザバンクが大逃げを打ち、本馬はシロッコ、シェイクスピアに続く4番手を追走した。三角でシェイクザバンクが失速すると先頭に立ったシロッコを追って本馬も上がって行ったが、直線に入ってからの脚色の比較では、シロッコやそれを追撃していったエース、アザムール、バゴなどに遠く及ばず、勝ったシロッコから9馬身半差をつけられて5着に敗れた。3歳時の成績は8戦4勝だった。

競走生活(4歳時)

4歳時は3月にガルフストリームパーク競馬場で行われたカナディアンターフH(T8.5F)から始動。単勝オッズ2.8倍の1番人気に支持されたが、2番人気のバーナードバルークH・トロピカルターフH勝ち馬シルヴァーツリーも単勝オッズ2.9倍であり、一騎打ちムードだった。しかしレースでは2番手追走から直線で先頭に立ち、前走サンシャインミリオンズターフSで単勝オッズ49.8倍の人気薄を覆して勝利し勢いに乗るミエスクズアプルーヴァル(ここでは単勝オッズ11倍の5番人気だった)の追撃を3/4馬身抑えて勝利した。

その後は一息入れて、5月のターフクラシックS(米GⅠ・T9F)に出走した。仏国のGⅡ競走ダニエルウィルデンシュタイン賞の勝ち馬でジャンプラ賞・パリ大賞と2度のGⅠ競走2着があったカシーク、サンドランガン賞の勝ち馬ゴレラ、デューハーストS・フランクEキルローマイルHの勝ち馬ミルクイットミック、シルヴァーツリー、スティーヴンフォスターHなどの勝ち馬パーフェクトドリフト、ブラジルから来てガルフストリームパークBCターフSを勝っていたアインシュタインなどが対戦相手となった。BCフィリー&メアターフ勝ち馬バンクスヒルの全弟という良血馬でもあったカシークが単勝オッズ3倍の1番人気で、このレースだけ騎乗したギャレット・ゴメス騎手鞍上の本馬が単勝オッズ4.5倍の2番人気となった。しかしレースでは3番手追走から直線で抜け出し、追ってきたカシークを半馬身差の2着に退けてGⅠ競走初勝利を挙げた。

続くマンハッタンH(米GⅠ・T10F)では、カシーク、愛ダービー・タタソールズ金杯の勝ち馬グレイスワロー、加国際Sの勝ち馬リラックスドジェスチャーなどが対戦相手となった。今回も1番人気はカシークで単勝オッズは3.2倍、2番人気の本馬は単勝オッズ3.35倍だった。スタートが切られるとカシークが逃げを打ち、本馬もその直後の2番手につけた。そのまま2頭が先頭を争いながら直線に入ってきたが、本馬はゴール前で僅かに遅れたところをリラックスドジェスチャーとグレイスワローの2頭に差されてしまい、カシークの半馬身差4着と惜敗した。

次走のユナイテッドネーションズS(米GⅠ・T11F)では、カシーク、前走2着のリラックスドジェスチャー、前年のBCターフで7着に終わるも前走ディキシーSを勝ってきたベタートークナウなどと顔を合わせた。本馬を含むこの4頭の中で最も斤量が軽い118ポンドのリラックスドジェスチャーが単勝オッズ2.9倍の1番人気に支持され、122ポンドの本馬が単勝オッズ3.4倍の2番人気、同じ122ポンドのカシークが単勝オッズ4.4倍の3番人気、120ポンドのベタートークナウが単勝オッズ4.5倍の4番人気だった。レースではシェイクザバンクが逃げを打ち、本馬は4番手の好位を追走。そして2番手を走っていたカシークに直線入り口で並びかけると、叩き合いを半馬身差で制して勝利した。

そして迎えたアーリントンミリオン(米GⅠ・T10F)では、前年のBCターフ2着馬エース、カシーク、クレメントLハーシュ記念ターフCSS・アメリカン招待Hなどを勝っていた8歳馬ザティンマン、前走5着のベタートークナウなどを抑えて、単勝オッズ3.1倍の1番人気に支持された。スタートが切られるとザティンマンが逃げを打ち、本馬は3~4番手の好位を追走した。ところが超スローペースで逃げを打ったザティンマンは直線に入っても粘り続け、そのままカシークの追撃を1馬身抑えて逃げ切り勝利。末脚が不発に終わった本馬は2馬身1/4差の4着に敗れた。

秋は前年と同じくターフクラシック招待S(米GⅠ・T12F)から始動。ポモーヌ賞勝ち馬フリードニア、キルターナンS勝ち馬フロストジャイアントなどが対戦相手となったが、単勝オッズ1.65倍という断然の1番人気に支持されたのは、過去にこのベルモントパーク競馬場で4戦全敗の本馬だった。本馬陣営は今回、アイシーアトランティックという馬を本馬のペースメーカー役として用意していた。そしてこのアイシーアトランティックが完璧に自分の役割を果たした。4番手の好位を追走した本馬は四角でアイシーアトランティックと入れ代わるように先頭に立ち、そのまま2着フリードニアに4馬身半差をつけて圧勝した。

続いてチャーチルダウンズ競馬場で行われたBCターフ(米GⅠ・T12F)に出走。前年の凱旋門賞・愛ダービーとこの年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDS・タタソールズ金杯を勝っていたハリケーンラン、アーリントンミリオン2着後にマンノウォーSを勝ってきたカシーク、前年のパリ大賞・英セントレジャー勝ち馬スコーピオン、ソードダンサー招待S勝ち馬ゴーデピュティ、パリ大賞2着馬レッドロックス、スカイクラシックSを勝ってきたベタートークナウなどが対戦相手となった。ハリケーンランが単勝オッズ3.9倍の1番人気で、本馬が単勝オッズ4.7倍の2番人気となった。レースではハリケーンランをマークするように先行馬群の外側を追走していたが、徐々にハリケーンランが遅れたため、本馬の方が前に出る展開となった。そして2番手で直線を向いて一瞬は先頭に立ったと思われたが、外側から追い込んできたレッドロックスとベタートークナウの2頭に瞬く間に差され、勝ったレッドロックスから2馬身3/4差の3着に終わった。

4歳時の成績は7戦4勝、GⅠ競走では3勝を挙げたため、エクリプス賞最優秀芝牡馬の有力候補だったが、GⅠ競走勝利は1勝ながらBCマイルなどグレード競走4勝を挙げたミエスクズアプルーヴァルとの争いに敗れてタイトルを逃した。

競走生活(5歳時)

当初は4歳限りで現役を引退する予定だったらしいが、5歳時も現役を続行する事になった。

まずは2月にガルフストリームパーク競馬場で行われた芝9ハロンの一般競走に出走して、単勝オッズ1.3倍という断然人気に支持された。ここでは逃げるメンディングフェンシズを2番手で追走し、直線半ばで差し切ると、2着メンディングフェンシズに1馬身1/4差をつけて勝利を収めた。勝ちタイム1分44秒51はコースレコードであり、コストローマが1991年のラスパルマスHで樹立した1分43秒92に次ぐ全米競馬史上2位という素晴らしいものだった。

続いてドバイに遠征し、ドバイデューティーフリー(首GⅠ・T1777m)に参戦した。対戦相手は、本馬とは2度目の顔合わせとなる前年のBCマイル勝ち馬ミエスクズアプルーヴァル、ハリウッド金杯2連覇・サンタアニタH2連覇・チャールズウィッテンガム記念H・パシフィッククラシックSとGⅠ競走6勝の米国西海岸の雄ラヴァマン、ジャンプラ賞勝ち馬ストーミーリヴァー、皐月賞馬ジェニュインの息子でオーストラリアンCを勝ってきた豪州調教馬ポンペイルーラー、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを勝っていた南アフリカ出身の名牝イリデセンス、前哨戦のアルファフィディフォートを勝ってきた南アフリカ調教馬のリンガリ、そして前年の香港C2着馬で前走の京都記念を勝ってきたアドマイヤムーン、皐月賞・天皇賞秋・マイルCSとGⅠ競走3勝のダイワメジャーという日本調教馬2頭だった。英国ブックメーカーのオッズでは、アドマイヤムーンとダイワメジャーが並んで単勝オッズ6.5倍の1番人気であり、本馬は単勝オッズ11倍で5番人気だった。本馬はスタートから先行態勢を取ったが、直線に入ると瞬く間に馬群に飲み込まれてしまい、14馬身半差の12着と惨敗。勝ったのはアドマイヤムーン、2着はリンガリ、3着はダイワメジャーで、この3頭は全て馬群の中団後方でレースを進めた馬だった。また、ミエスクズアプルーヴァルは15着、ラヴァマンは16着最下位に終わっており、米国調教馬にとっては散々な結果だった。

本国に戻った本馬は一息入れた後、マンハッタンH(米GⅠ・T10F)に出走した。強敵は前年のBCターフ2着馬ベタートークナウと、ゴールデンゲートフィールズH・アーリントンH勝ち馬コスモノーツの2頭であり、本馬を含む3頭に人気が集中。その中でも本馬は単勝オッズ2.5倍の1番人気に支持された。レースではコスモノーツを見るように3番手の好位を追走。そして直線に入ってから仕掛けたのだが、後方から来たベタートークナウに差されて頭差2着に敗退した。

次走のユナイテッドネーションズS(米GⅠ・T11F)では、ベタートークナウと、EPテイラーS・フラワーボウル招待H・シープスヘッドベイH2連覇などの実績を誇っていた牝馬ハニーライダーの2頭が強敵だった。本馬が単勝オッズ1.6倍の1番人気に支持され、ベタートークナウが単勝オッズ3.5倍の2番人気、ハニーライダーが単勝オッズ4.2倍の3番人気となった。レースは、本馬が2番手、ハニーライダーが3番手、ベタートークナウが5頭立ての最後方を走る展開となった。そして直線入り口で先頭に立った本馬が、2着ハニーライダーに1馬身差、3着ベタートークナウにはさらに2馬身差をつけて、2分12秒89のコースレコードを樹立して2連覇を達成した。

続いてデビュー戦以来となるサラトガ競馬場に向かうと、ソードダンサー招待H(米GⅠ・T12F)に出走して、単勝オッズ1.6倍という断然の1番人気に支持された。しかしサラトガ競馬場やソードダンサー招待Hは「チャンピオンの墓場」と呼ばれるほど、人気馬が負ける事が多い競馬場やレースとして知られていた。そして好位につけた本馬も、直線で後方から来た単勝オッズ16.6倍の4番人気馬グランドクチュリエにかわされて3馬身差2着に敗れてしまい、ジンクスどおりの結果となってしまった。

続いて本馬は3年連続となるターフクラシック招待S(米GⅠ・T12F)に出走した。ここではこれといった対戦相手がいなかった事もあって、単勝オッズ1.4倍という断然の1番人気に支持された。スタートから3番手を追走すると、直線では一瞬前が塞がる場面もあったが、すぐに隙間から抜け出して、2着ストリームオブゴールドに2馬身1/4差で勝利を収めた。

そしてモンマスパーク競馬場で行われたBCターフ(米GⅠ・T12F)に3度目の正直を目指して出走した。対戦相手は、愛ダービー・愛チャンピオンS2回・ガネー賞・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS・凱旋門賞などを勝っていたこの年のカルティエ賞年度代表馬ディラントーマス、前年の覇者レッドロックス、ユナイテッドネーションズSから直行してきたベタートークナウ、ソードダンサー招待S勝利後にマンノウォーS3着を挟んできたグランドクチュリエ、セクレタリアトS勝ち馬シャムディナンなど7頭だった。ディラントーマスが単勝オッズ1.9倍の1番人気に支持され、本馬が単勝オッズ4倍の2番人気、レッドロックスが単勝オッズ6.6倍の3番人気、ベタートークナウが単勝オッズ9.1倍の4番人気、グランドクチュリエが単勝オッズ9.9倍の5番人気と続いていた。

レースは過去に本馬が経験した事が無い重馬場で行われたため、プレッチャー師はそれだけが気掛かりだったという。プレッチャー師はヴェラスケス騎手に対して、好位をキープしたら可能な限り仕掛けを待つよう指示を出していた。スタートが切られると単勝オッズ30.1倍の7番人気馬フライガイが逃げを打ち、シャムディナンが2番手、本馬が3番手につけ、他馬も本馬からそれほど離される事無く追走してきた。レース中盤でシャムディナンをかわして2番手に上がった本馬は、三角でフライガイもかわして先頭に立った。そこへディラントーマスなどの後続馬も押し寄せてきたが、先頭を維持したまま直線に入った本馬に対してヴェラスケス騎手が満を持して合図を送ると、後続馬をどんどん引き離していった。最後は2着シャムディナンに同競走史上最大の7馬身差をつけて圧勝。3回目の出走で念願のBCターフ制覇を成し遂げた。

これが現役最後のレースとなった。5歳時は7戦4勝の成績で、エクリプス賞では前年逃した最優秀芝牡馬のタイトルを獲得した。

血統

Smart Strike Mr. Prospector Raise a Native Native Dancer Polynesian
Geisha
Raise You Case Ace
Lady Glory
Gold Digger Nashua Nasrullah
Segula
Sequence Count Fleet
Miss Dogwood
Classy 'n Smart Smarten Cyane Turn-to
Your Game
Smartaire Quibu
Art Teacher
No Class Nodouble Noholme
Abla-Jay
Classy Quillo Outing Class
Quillopoly
Belva Theatrical Nureyev Northern Dancer Nearctic
Natalma
Special Forli
Thong
ツリーオブノレッジ Sassafras Sheshoon
Ruta
Sensibility Hail to Reason
Pange
Committed Hagley Olden Times Relic
Djenne
Teo Pepi Jet Action
Sherry L.
Minstinguette Boldnesian Bold Ruler
Alanesian
Royal Warrant Hill Prince
Leading Home

スマートストライクは当馬の項を参照。

母ベルヴァは不出走馬だが、その母コミティッドはスプリントCS(英GⅠ)・アベイドロンシャン賞(仏GⅠ)2回・コーク&オラリーS(英GⅢ)・バリーオーガンS(愛GⅢ)に勝ち、30戦17勝の成績を残した名牝だった。本馬の半妹ルラ(父ストリートクライ)の子にルシーダ【ロックフェルS(英GⅡ)】が、ベルヴァの全姉にファーマ【サンタアナH(米GⅠ)・ウィルシャーH(米GⅡ)】、全兄にハップ【バーナードバルークH(米GⅡ)2回・フォースターデイヴH(米GⅡ)・ディキシーS(米GⅡ)・キーンランドターフマイルS(米GⅡ)・ニューハンプシャースウィープS(米GⅢ)】がいる。近親と呼ぶには少し遠いが、ボールドリーズニング(米国三冠馬シアトルスルーの父)、ケンタッキーダービーやベルモントSなどを勝った名馬リヴァリッジ、日本で優駿牝馬を勝ったエリモエクセルなども同じ牝系に属する。→牝系:F1号族⑥

母父シアトリカルは当馬の項を参照。

競走馬引退後

競走馬を引退した本馬は米国ケンタッキー州ハリケーンホールファームで種牡馬入りした。2010年からはケンタッキー州レーンズエンドファームで供用されている。種牡馬成績は現在のところまずまずと言ったところである。

主な産駒一覧

生年

産駒名

勝ち鞍

2009

Blueskiesnrainbows

スワップスS(米GⅡ)・サンパスカルS(米GⅡ)・ネイティヴダイヴァーS(米GⅢ)

2009

Channel Lady

スワニーリヴァーS(米GⅢ)・オールアロングS(米GⅢ)

2009

Optimizer

ケントS(米GⅢ)・エドワードRブラッドリー大佐H(米GⅢ)・フェアグラウンズH(米GⅢ)

2009

Parranda

ロイヤルヒロインS(米GⅡ)・スワニーリヴァーS(米GⅢ)・ウィルシャーS(米GⅢ)・マーシュアズリバーS(米GⅢ)

2009

Potomac River

リバーシティH(米GⅢ)・フェアグラウンズH(米GⅢ)

2009

Skyring

ディキシーS(米GⅡ)・マーヴィンHムニスジュニアH(米GⅡ)

2009

Strait of Dover

クイーンズプレート

2009

The Pizza Man

アーリントンミリオンS(米GⅠ)・ハリウッドターフCS(米GⅡ)・スターズ&ストライプスS(米GⅢ)2回

2011

Heart to Heart

ジェファーソンCS(米GⅢ)・コモンウェルスターフS(米GⅢ)・オーシャンポートS(米GⅢ)・リバーシティH(米GⅢ)

2011

Interpol

ノーザンダンサーターフS(加GⅠ)・スカイクラシックS(加GⅡ)

2011

V. E. Day

トラヴァーズS(米GⅠ)

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