血統図(牝系)

F1号族―① ―② ―③ ―④ ―⑤ ―⑥ ―⑦

F2号族―① ―② ―③ ―④

F3号族―① ―② ―③ ―④

F4号族―① ―② ―③ ―④ ―⑤

F5号族―① ―② ―③

F6号族―① ―②

F7号族―① ―②

F8号族―① ―② ―③

F9号族―① ―② ―③

F10号族―① ―②

F11号族―① ―②

F12号族―① ―②

F13号族―① ―②

F14号族―① ―②

F15号族

F16号族―① ―② ―③

F17号族

F18号族

F19号族―① ―②

F20号族―① ―②

F21号族―① ―②

F22号族―① ―②

F23号族―① ―②

F24号族

F25号族

F26号族

F27号族

F28号族~F31号族

F32号族~

A1号族

A2号族~A10号族

A11号族~A20号族

A21号族~

ブリティッシュ・ハーフブレッド

コロニアルナンバー

その他(サラ系等)

※この牝系図は、本サイトの凡例⑩で作成を考えていると書いた図表にするつもりで制作しておいたものです。
「F」は1895年に豪州の血統研究家ブルース・ロウ氏が分類したファミリーナンバーを、「A」は米国独自の牝系アメリカンナンバーを、「B」は1969年にサラブレッドとして認められたブリティッシュ・ハーフブレッドを、「C」はオセアニア等の独自牝系コロニアルナンバーを表します。
本当は、1つの牝系は1ページにしたかったのですが、F1号族など頭数が多い牝系はデータ容量が多すぎてサーバー負荷が大きく作業に多大な支障が出るため、止むを得ず複数ページにしました。1牝系が1ページになっている元データをアップしておきますので、興味がある方はダウンロードしてください(エクセル2016です)。family_number_data.xlsxをダウンロード

掲載されている馬は基本的に以下の基準のいずれかを満たす馬(及びその祖先馬)となっています。
1.本サイトにおいて独立した列伝がある馬。
2.特定の競走を勝った馬。特定の競走とは以下のとおり。なお、ここで言うGⅠ競走とは原則として「国際GⅠ競走」を指します(日本だけ例外)。
 ・英国・愛国・仏国・独国・伊国・ドバイ・香港・シンガポールの平地GⅠ競走。グループ制度導入以前に関しては、制度導入時点でGⅠ競走であれば遡ってGⅠ競走級とみなします。ただし、セントジェームズパレスS・コロネーションS・独オークス・キングズスタンドS・ジュライC・ナンソープS・クイーンエリザベスⅡ世S・アベイドロンシャン賞の8競走に関しては、制度導入時点ではGⅡ競走でしたが、その歴史的経緯等からしてGⅠ競走級とみなすのが妥当であるため、GⅡ競走時代も含めて対象とします(キングズスタンドSはGⅠ競走昇格後にいったんGⅡ競走に降格となっていましたが、この時期は含めていません)。
 ・19世紀以前のみ、ドンカスターC・グッドウッドC・ケンブリッジシャーH・シザレウィッチHの英国4競走を対象とします。
 ・英国・愛国・仏国の障害GⅠ競走(出走馬のレベルが低いノービス競走に関しては対象外とします)。グレード又はグループ制度導入以前に関しては、制度導入時点でGⅠ競走であれば遡ってGⅠ競走級とみなします。ただし、英グランドナショナルと愛グランドナショナルの2競走はハンデ戦なのでGⅠ競走に格付けられていませんが対象としています。
 ・米国・加国の平地GⅠ競走。グレード制度導入以前に関しては、制度導入時点でGⅠ競走であれば遡ってGⅠ競走級とみなします。ただし、ケンタッキーオークス・アーリントンクラシックS・ジェロームH・カーターH・ヴォスバーグS・ホイットニーH・ドワイヤーH・ピムリコスペシャルS・加国際Sの9競走に関しては、制度導入時点ではGⅡ競走又は休止中でしたが、その歴史的経緯等からしてGⅠ競走級とみなすのが妥当であるため、GⅡ競走時代も含めて対象とします(アーリントンクラシックS等はGⅠ競走昇格後にGⅡ競走以下に降格となりましたが、降格後は含めていません)。
 ・1972年以前(つまり北米でグレード制度が導入される前年まで)のみ、ローレンスリアライゼーションS・ウィザーズS・サラトガCの米国3競走を対象とします。
 ・北米の障害GⅠ競走は、米グランドナショナル(BCグランドナショナル)のみ対象とします。他はよく分からない上に、北米における障害競走の人気の低さを考慮しました。
 ・加国産馬しか出走できない加国三冠競走、及び香港調教馬しか出走できない香港三冠競走は対象外とします(香港三冠競走は全て近年国際GⅠ競走となっており、その後は当然対象に含めます)。ただし、加国三冠競走を全て勝った加国三冠馬、及び香港三冠競走を全て勝った香港三冠馬(歴史上1頭だけですが)に関してのみ対象とします。
 ・オセアニア・南米・南アフリカの競走に関しては、原則としてGⅠ競走(又はGⅠ競走級)を3勝以上した馬を対象とします。その理由は、1~2勝馬まで掲載するとそれだけで分量が数十%増になってしまい、本サイトに列伝を載せている千頭以上の馬のうち数%しか占めていないオセアニア・南米・南アフリカの馬が牝系図の半分近くを占めてしまう事態が生じるためです。これらの地域を軽視するわけではないのですが、筆者の労力等も考慮した結果、当該地域の方々には申し訳ないのですが、ある程度絞らせていただくことにしました。
 ・(全世界共通)新設3年以内にGⅠ競走に格付けられた競走に関しては、GⅠ競走になる前のノングレード又はノングループ競走の時期も対象とします。代表例:ドバイワールドC
 ・(以下3項は日本のみ)中央競馬のGⅠ競走・JGⅠ競走、及び地方交流GⅠ競走。このGⅠ競走とは「国際GⅠ競走」ではない場合も含みます。グレード制度導入以前に関しては、制度導入時点でGⅠ競走であれば遡ってGⅠ競走級とみなします。ただし、安田記念のみは制度導入の前年までハンデ戦でしたので、遡ってGⅠ競走級とはみなしません。帝室御賞典は天皇賞の前身、ビクトリアCはエリザベス女王杯の前身ですのでGⅠ競走級と判断します。
 ・GⅠ競走未勝利でも、中央競馬の重賞(地方交流重賞含む)を3勝以上した馬は載せています。2勝以下でも載っている馬がいます(未勝利でも載っている馬もいます)が、その辺の判断は筆者の考えによります。「Aが載っているのに、Bが載っていない」という事例があろうかと思いますが、ご容赦ください。
 ・地方競馬の活躍馬に関しては、「重賞〇勝以上」といった単純な線引きが困難であるため、筆者の判断により掲載馬を選びました。これまた「Cが載っているのに、Dが載っていない」という事例があろうかと思いますが、ご容赦ください。
3.英愛・仏国・独国・北米・豪州・亜国・日本、以上の各地域における首位種牡馬。
4.英愛・北米の母父首位種牡馬。
5.上記基準を満たしていても、「F」・「A」・「B」・「C」の各号族に所属していない場合は、原則として載せていません。該当馬は主に障害競走馬に多いのですが、それらを全て正確にまとめあげるのは無理と判断しました。ただし、日本馬に関しては、所謂「サラ系」も含めて上記基準を満たす馬は漏れなく載せたつもりです(「その他(サラ系等)」に掲載)。また、本サイトにおいて独立した列伝がある千頭以上の馬の中で、三大始祖を除くと2頭だけ「F」・「A」・「B」・「C」の各号族に所属していない馬がいるのですが、この2頭は「その他(サラ系等)」に載せました。そのため、本サイトにおいて独立した列伝がある馬でこの牝系図のどこにも名前が無い馬はバイアリーターク・ダーレーアラビアン・ゴドルフィンアラビアンの三大始祖3頭のみということになります。
6.1~4の基準を満たしていなくても、筆者が気付いて載せた方が良いかなと感じた馬(テンポイントの父コントライト、オグリキャップの父ダンシングキャップ、ミホノブルボンの父マグニテュードなど、本邦輸入種牡馬が多いです)は載せています。
7.一部、近年の研究結果を反映させて公式の牝系ではない部分に掲載している箇所があります。具体的には以下のとおりです。F15号族のセリマ(Selima 1746)の子孫はF21号族に掲載。A4号族はF21号族に掲載。A15号族はF19号族に掲載。A34号族はF6号族に掲載。サラ系とされているバウアーストックの子孫はF8号族に掲載。
8.あと、使用データが2015年末時点のものなので、2016年のGⅠ競走は基本的に反映していません。日本調教馬のGⅠ競走勝利(この文章を書いている時点では、国内では天皇賞春まで。リアルスティールのドバイターフやモーリスのチャンピオンズマイルも含む)とドバイワールドCだけは反映させました。追記:帝王賞までとケンタッキーダービー・英ダービーも反映。エイシンヒカリのイスパーン賞も。

なお、牝系図内に出てくるレース名に関しては一部を除いて馴染みがある名称に統一しています。例えば、仏国の現GⅠ競走ガネー賞は1948年までは「サブロン賞」という名称でしたが、この牝系図では1948年以前も「ガネー賞」にしています。統一していないレースも多々あり(同じ仏国の現GⅠ競走サンクルー大賞は1940年以前を「仏共和国大統領賞」にしています)、その基準は極めて曖昧ですが、あまり深く考えないようにしました。

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